接骨院/保険診療

接骨院での保険診療では捻挫（挫傷）、打撲、骨折、脱臼に対応しています。

〇捻挫とは関節に対し強い力が加わり動きの範囲を大きく超えることで軟部組織（関節包/筋肉/靭帯など）を損傷し発症。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　足首、手首、肘、指、膝、首、腰、などあらゆる関節で起こります。　　　　　　　　　　　　※挫傷とは軟部組織などが強く伸ばされた状態のものです。（重度のもは断裂）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　肉離れ、アキレス腱断裂　など

〇打撲とは強打することで発症。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　打ち身全般

〇※1　骨折とは骨の連続性が断たれたもの、形状が潰れたもの指します。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

〇※2　脱臼とは関節から骨が逸脱したもの指します。

※1，2　処置後レントゲン診断が必要です。

はじめに症状、原因などのお話し伺いながら検査し確認していきます。ここでの検査で治療のアプローチを変えていく必要があり効果にも差がでるためです。

どのようなときに痛いのか？どのような動きが出来るのか？などを可能な範囲で確認していきます。

　①外傷処置　②物理療法　③手技療法(リハビリ）　等にて今ある辛い痛みを除去（軽減）致します。

外傷処置には身体のどの組織が損傷してどの程度のものなのか？診察し処置を行います。日常に起こる怪我に多くあるもので　頸部捻挫（首）、腰部捻挫（ぎっくり腰）、または転んだ際に手を捻って強く衝いてしまったなど発症は様々です。

骨折、捻挫、打撲などによって腫れ、皮下出血、炎症反応をRICE（安静、冷却、圧迫、挙上）処置を行い症状軽減を計ります。

その後、症状が軽減されてきましたら関節や筋肉などが固まってこないように物理療法へと移行します。

当院の物理療法の種類では　①筋膜リリース治療　②超音波治療　③低周波治療　があります。

これらにより身体の痛みを取り除くと共に早期で軟部組織（筋肉/皮膚など）の柔軟性を取り戻します。

なぜ早い段階で柔軟性を取り戻す必要性があるのかというと

近年、痛みのメカニズムが解明されてきてる中で注目されているのが、　人の身体は　筋肉/皮膚などの硬さ・収縮（縮む）によって身体の組織が癒着をおこし、血管が詰まり血液の流れにくい状況によって酸素不足に陥り、酸素不足の組織から痛みの発痛物質を出すという事が重要視されています。また、癒着により筋肉の収縮が制限されるため肩が上がらないや膝・腰が曲げられない等といった動きの制限が発生し痛みにも関連することが分かってきているからです。そのため痛みで安静にしていた期間が長いと、この状況に陥りやすいため、当院は以前より、このことに注視した治療を進めてきており物理療法に関して効果ある施行方法を実施しております。

手技療法は関節運動、筋膜リリース・ストレッチマッサージなどを物理療法と併用しながら行います。このことにより機能改善を目指し進めていきます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※安静固定処置の場合、行わないこともあります。